活動レポート大阪例会2015年7月16日（木）

第4回例会大阪

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7月の大阪例会は、またしても雨。夜半より台風接近という悪天候の中での開催でした。通行止めが懸念される名神高速を京都からはるばる運転してこられたのが、京大アメリカンフットボール部前監督の水野彌一氏。無事到着されるか心配でしたが、結局スタッフが会場に入るタイミングで、早々と会場入りしてくださいました。当日は「一つのことに一流になれ！」というサイン入りのご著書もたくさんご持参いただき、講演終了後メンバーの皆様にプレゼントさせていただきました。

基調講演テーマ

メンバーズトーク

これからの住宅事情　創建グループの新しいチャレンジ！！

株式会社創建代表取締役会長吉村孝文氏

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メンバーズトークは、創建の吉村会長。「～これからの住宅事情～戸建を管理し資産を維持する時代へ」というタイトルでご講演いただきました。

33年前に脱サラして起業された吉村会長は、バブル期・崩壊期・リーマンショック期など様々な栄枯盛衰を乗り越えて、今新しいビジネスモデルへ挑戦されています。「マンションには管理組合があるのに戸建て住宅にはない。不自然で、戸建て住宅の住人も困っているはず。そこにビジネスチャンスがある」と考えられ『株式会社日本戸建管理』を4年前に立ち上げられ、住宅の不具合の点検が約1時間でできるという画期的なシステムを開発。さらには全国の工務店と連携し、月々千円・年間1万2千円という極めて安価な戸建管理システムを作り上げられました。住宅の点検・修理・緊急時対応のほか、ビックカメラ・ALSOK・ミキハウスなどの企業と連携した付加価値の高い割引サービスや、国土交通省の制度の後押しもあり、今後がますます期待されます。

また宮大工や職人にしかできなかった神社仏閣用の軸組み工法を機械化することにより、工期の短縮と従来価格の3分の1の低価格を実現した北海道の子会社『株式会社木の城たいせつ』の話なども非常に興味深いものでした。具体的で、吉村会長らしい人間味あふれる話をお聞かせいただき、皆様にとっても有意義な時間となったのではないでしょうか。

ゲストトーク

一流を極める！京大アメリカンフットボールにみる「勝つ」ための戦略と戦術

京都大学アメリカンフットボールチーム前監督水野彌一氏

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弱小チームだった京都大学アメリカンフットボール部『ギャングスターズ』を率い、大学選手権は優勝6回、社会人との日本選手権も優勝4回という金字塔を打ち立てられたその秘訣を「一流を極める！」というタイトルで語っていただきました。

最初に入学された防衛大学でのアメリカンフットボールとの出会いから、京大工学部鉱山学科への入学後、アメリカンフットボール部で活躍されたお話。さらに、大学院を経てトヨタ自工へ就職するも「本場のフットボールが見たい」という驚くべき理由で退社され、米コロラド鉱山大学大学院に留学された経緯。そして帰国後、京大アメリカンフットボール部監督就任までの巡り合わせにそこでの指導法など、序盤にも関わらず笑いあり涙あり、抱腹絶倒の内容でした。また中盤以降は現代のビジネス社会にも通ずる、リーダーの鍛え方・目的意識・チームワークについてなど、熱く語っていただきました。「練習をさせて、できるまでやらせて、できるようになったらさらに1万回やらせる、そうすれば体が勝手に動いてくれるし、意識が自由になる。そしたら相手の心理・作戦・瞬間のベストフォーメーションなどすべて見えてくる」という話や「戦う集団はトップダウンでいけ、民主主義はだめだ」「勝負は負けを覚悟しろ。捨てるものはないとあきらめて腹をくくれ、そしたら自由になる」などの熱い水野語録に、会場の参加者も大いに共感されたご様子でした。

精神論だけでなく合理的な戦略と戦術に裏付けられた話は「勝つ」ことが命題である参加された経営者の皆様にとって、日々のビジネスへのヒントが多くあったのではないでしょうか。時間を延長しての大きな反響を呼んだ講演となりました。

リーダーズ倶楽部事務局からのメッセージ

リーダーズ倶楽部では、春のパーティー(東京年1回) ／秋のパーティー(大阪年1回)の他、リーダーズ倶楽部例会(年間10～12回程度)を開催しております。

講演や交流セミナーを織り交ぜた多種多様なイベントにより、メンバーの皆様に有意義なお時間になるよう努めて参ります。

志高い方同士の交流をお楽しみ頂けるよう運営して参りたいと存じます。
内容のご要望や倶楽部運営に関するご意見等がございましたら、どうぞお気軽に事務局までお寄せください。今後ともリーダーズ倶楽部をよろしくお願い申し上げます。

賢者の選択リーダーズ倶楽部事務局