5月18日（金）にリーガロイヤルホテル大阪で、第25回大阪例会として茶道裏千家15代・前家元　千玄室大宗匠を講師にお迎えし、特別講演会を開催しました。講演とともに、午前・午後に一般参加者向けの薄茶席が、お昼にはメンバー・経営者向けの薄茶席が設けられ、ふだん見ることできない貴重なお道具なども展示されました。着物姿の参加者も多く、新緑の美しい季節に華やいだ雰囲気の講演会となりました。

特別講演会

大宗匠のお話を直接うかがう貴重な機会ということで、会場は茶道関係者の皆様も含め、約400名の聴衆で満員となりました。

講演では、95歳となった現在も世界各国を訪れ、活動されている大宗匠らしく、中国や中東アブダビとの茶道外交、お茶の作法に込められた感謝と思いやりの心、学徒動員の仲間への想いと平和への願いなど、多岐にわたるお話をいただきました。

前日に上海から帰国されたばかりにもかかわらず、当初の予定時間を超えてエネルギッシュにお話しされる大宗匠のお言葉の一つひとつに引き込まれ、会場はときに笑い声や、涙と感動に包まれました。

薄茶席

御茶席は金澤宗達業躰におつとめいただきました。季節のお菓子とお茶をいただき、普段なかなか拝見できない貴重なお道具を拝見し、参加者の皆様もご満足のご様子でした。

記念撮影

メンバー・経営者の皆様との記念撮影も行われました。