リーダーズインタビュー

株式会社リーガルコーポレーション 岩﨑幸次郎氏

靴づくりを通じて、さまざまなお客様のご期待にお応えしたい

リーダーズ倶楽部へ参加したきっかけは何でしたか?

あまり対外的な付き合いがなく、業界の外のことを勉強するよい機会だと思い、参加を決めました。従来の既存の団体とは違って、参加者に共通した価値観を求めるものではありませんから、フランクで新しい出会いがありそうだと思いました。

実際に参加して、ビジネスに変化や役立ったことはありましたか?

誰がどんなアイデアを持ち寄っているのか分からないまま、ランダムに横につながるネットワークに参加できていることが大きな魅力です。縦につながっていては、なかなか新しいものは生まれません。いつかきっと、突然の化学反応のように大きなビジネスチャンスに結びつくのではないかと期待しています。

現在、リーガルコーポレーションはどのような事業を展開されているのですか?

「リーガル」ブランドを中心に、企画・製造から自社で行い、直営店約130店舗、百貨店などでシューズを販売しています。原料選びから製造方法まで厳しい品質管理のもとで上質な靴をつくり、プライスで勝負するのではなく、1点1点お客様にきちんとご説明し、納得して購入いただく丁寧な接客販売を心がけています。当社の前身となる日本製靴株式会社はもともと軍靴を製造していた歴史ある企業です。終戦後に民需転換して紳士靴の製造・販売を始めました。1961年、アメリカのブラウン社(現クラレス社)と契約を締結し「リーガル」ブランドの生産・販売をスタート。その後、一大ブームを迎えて「リーガル」のブランドが一気に浸透しました。バブル崩壊により売上が大きく落ちましたが、多くのヘビーユーザーの皆様に支えられて、バブル以前に回復することができました。今後も靴づくりを通じて、さまざまなお客様のご期待にお応えしたいと考えています。

ご自身が企業経営者として大切にされていることをお聞かせください。

当社にとって「リーガル」のブランドは大きな資産です。これを育て、支えていただいているのはたくさんのリーガルファンのお客様です。当社にとってお客様との信頼関係は、なによりも大切です。例えば、値頃感のある価格にするため品質を落とすことは、お客様を裏切ることにつながりますし、お客様はそれを当社に求めてはいないと思います。常にお客様にご満足いただける靴を提供し続けることが大切です。

プロフィール

リーガルコーポレーション代表取締役社長 岩崎幸次郎氏3

代表取締役社長
岩﨑幸次郎(いわさき・こうじろう)氏

東京都生まれ。武蔵大学を卒業し、出版社勤務の後に1976年に日本製靴株式会社(現在の株式会社リーガルコーポレーション)入社。製造部門や開発設計部長、開発輸入部長などを経て2010年4月代表取締役社長。日本皮革産業連合会 会長、日本靴工業会 理事長などを務める。趣味は読書、ジャズ鑑賞。

株式会社リーガルコーポレーション
〒279-8553
千葉県浦安市日の出2-1-8
TEL 047-304-7050
URL http://www.regal.co.jp




完全版はこちら


トップ経営者コミュニティ「賢者の選択リーダーズ倶楽部」に いいね!(Facebook)&
フォロー (Twitter)してください!

経営者の方々に情報発信中!