【講演内容】

【スペシャルゲストスピーチ】

阪神タイガース投手チーフコーチ(ファーム担当）　久保康生氏
トークテーマ：「逆境こそチャンス」

金本新監督を迎えて大いに盛り上がる今年の阪神タイガース。その投手陣の屋台骨を支えるのが久保康生投手チーフコーチです。久保コーチは1977年に柳川商業高校より近鉄バファローズへとドラフト1位で入団し、選手として20年間、近鉄・阪神にて活躍されました。
その後、長きに渡り近鉄・阪神などで投手コーチとして辣腕を振るわれ、ピッチャーのフォーム作り、フォーム修正のプロフェッショナルとして活躍されています。
阪神では、藪選手、藤川選手をはじめ数々の一流投手を育て上げられ、メッセンジャー選手が中継ぎとして結果を残せず、退団の可能性もあった中で先発転向により才能を開花させるなど、エピソードは枚挙に暇がありません。
今回はご講演の他、Q&Aの時間も設けております。
阪神タイガースへの様々な質問にもお答え頂けるとの事ですので、お楽しみに！！
 

【スペシャル講演2】

重要無形文化財総合認定保持者・能楽囃子大倉流大鼓　大倉正之助氏
トークテーマ：「伝統の鼓を通して考える 現代の環境問題」

◆大倉氏より
現代社会において、人間が自然との調和を保つことを忘れた結果様々な弊害を引き起こしてきました。その原因を紐解く手掛りとして、実際に伝統の鼓に触れ、鼓に込められた表現の基となる概念を通して考え、その調和の証、調（しらべ）を皆様に実体験を通して身に付けていただくことにより、現代社会における環境との調和が整った暮らしを考えて頂く機会となれば幸いです。

◆大倉正之助氏　プロフィール
重要無形文化財総合認定保持者
公益社団法人能楽協会会員
一般社団法人日本能楽会会員
能楽囃子大倉流大鼓

室町時代より代々続く大小鼓の宗家に生まれ、父・大倉長十郎、祖父・大倉長右衛門より稽古を受け、9才で初舞台。能楽公演では翁附五流五番能の企画制作を自ら行い、且つ大鼓を一日全て一人で打ち納め、能楽史上、囃子方として前人未到の試みを成し遂げ成功を収める。
世界各国の首脳・VIP来日時等、首相官邸晩餐会での演奏や、政府主催の音楽祭に参加、ローマ法王より招聘されバチカン宮殿内において独奏を披露。
東京ドームで行われたメジャーリーグベースボール開幕戦オープニング式典に出演。
総合格闘技ダイナマイトでは、国立競技場にて10万人の観衆の前で独奏。
国内外のアーティストとの共演等、 国際文化交流の場で活躍。
CM、ドキュメンタリー番組などメディアにも多数出演し、日本の素晴らしい文化を世界に向け、発信し続けている。