賢者の選択 リーダーズ倶楽部事務局
受付時間 平日9:30~18:00
※講演時間は変更となる場合がございます。
大阪・関西万博は、昨年12月にBIE(国際博覧会事務局)で登録申請書が承認され、各国に向けて正式な参加招請活動を開始するとともに、基本計画を発表するなど、いよいよその骨格が具体化し、準備活動も本格的なフェーズに入りました。
今回は、大阪・関西万博の目的であるテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に向けて、ガイドラインであるPeople’s Living Lab(未来社会の実験場)というコンセプトのもと、「世界との共創」「テーマ実践」「未来社会ショーケース」の3つの取組を中心に、最新の準備状況を交えながら、万博とは何か、大阪・関西万博がめざすものについて、お話頂きます。
◆堺井 啓公 氏 プロフィール
1966年生まれ(54歳)、大阪府出身、府立茨木高校、京都大学法学部卒業
1990年4月通商産業省(現経済産業省)入省
2010年7月経済産業省製造産業局政策企画官
2013年7月経済産業省商務流通保安グループ博覧会推進室長 兼 BIE(世界博覧会事務局)日本政府代表 兼 ミラノ博日本政府副代表
2017年7月内閣府地方創生推進事務局 総括参事官
2018年7月(独)中小企業基盤整備機構 理事を経て
2020年7月より現職 抱負:大阪出身でもあり2025年万博という絶好の機会を通じて大阪・関西、そして日本が世界に向けて飛躍できるように取り組みたいです。
スポーツはあらゆる産業の中で、唯一、副作用のない産業である。クラブができれば人が集まる。人が集まれば消費活動をする。地域には一体感が生まれ、まちの知名度も増す。今後は経済効果のみならず、“心のインフラ”としても、スポーツの持つ価値は、いよいよ高まっていくだろう。
また、このコロナ禍で開催される予定の東京オリンピック・パラリンピックを成功させ、日本が世界から「スポーツ大国」との評価を得る上で、カギになるのはパラリンピックではないかと考える。
障がい者スポーツの環境整備は、この先ますます進む高齢化に対する備えともなる。バリアフリー化は障がい者のみならず高齢者や要介護者にとっても有益である。そして、それこそは本当の意味での「レガシー」だろう。
◆二宮 清純 氏 プロフィール
スポーツジャーナリスト、株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役
1960年、愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経てフリーのスポーツジャーナリストとして独立。オリンピック・パラリンピック、サッカーW杯、ラグビーW杯、メジャーリーグ、ボクシングなど国内外で幅広い取材活動を展開。執筆活動、スポーツニュース・報道番組のコメンテーターとしても活躍中。明治大学大学院博士前期課程修了。広島大学特別招聘教授。大正大学地域構想研究所客員教授。経済産業省「地域×スポーツクラブ産業研究会」委員。認定NPO法人健康都市活動支援機構理事。著書に『勝者の思考法』『変われない組織は滅びる』『歩を「と金」に変える人材活用術』『歓喜と絶望のオリンピック名勝負物語』など多数。